排卵誘発法の種類は?完全自然法・低刺激法・高刺激法のメリットとデメリットは?

こんにちは、むーらんです。

 

金沢たまごクリニックでの体外受精が始まった僕たち。

卵胞を育てるための排卵誘発法は何種類かあるのですが、僕たちは低刺激法を選択しました。

その時の記事はコチラ

 

排卵誘発法に関しては、それぞれにメリット・デメリットがあるので、今回は排卵誘発法の種類と、それぞれの特徴についてのブログになります。

 

排卵誘発法の種類は?

排卵誘発法は大きく分けて3種類あります。

(細かく分ければもっと枝分かれするのですが、今回は3種類とします)

受精卵が出来るか出来ないかに直結してくる工程ですので、ここは非常に重要なポイントです。

お医者様とじっくり相談してみて下さい。

 

完全自然法

飲み薬や注射などの排卵誘発剤を使用しない方法。

完全自然周期での採卵になります。

*採卵前に排卵してしまうのを防ぐために、1~2回注射のみする場合があります。

 

メリット

排卵誘発剤を使用しないため、体への負担が少ない。

毎周期連続で採卵が出来る。

通院の回数が少ない。

採卵に対する費用は1番安い。

 

デメリット

1つしか採卵出来ないので、受精しなかったり途中で成長が止まってしまった場合、その周期は移植が出来ない。

1つしか採卵出来ないので、移植しても妊娠しなかった場合、その都度採卵しなければならない。

すでに排卵してしまった後で、採卵出来ない場合もある。

 

低刺激法

自然法に近いですが、上手くいけば複数個採卵出来る。

生理3日目からお薬を服用する。

 

メリット

毎周期連続で採卵が出来る。

通院の回数が少ない。

複数個採卵出来る可能性があるため、凍結胚を残せる可能性がある。

(凍結胚があれば次周期は採卵しなくても良い。)

 

デメリット

複数個採れない可能性もあるので、妊娠しなかった場合はまた採卵しなければいけない。

内膜が薄くなるため、その周期に移植出来ない事もある。

 

高刺激法

生理3日目から注射を連日打って刺激する方法。

採卵出来る数が他の方法より圧倒的に多い。

 

メリット

採卵数が多いので、多くの凍結胚を残せる。

採卵数が多いので、よりグレードの高い卵を選べる。

採卵前に排卵してしまう事がほぼ無い。

内膜が薄くならない。

 

デメリット

毎日注射に通わなければいけないので、通院の回数が多い。

(自宅で自分で注射することも出来ます)

副作用がある

(病院でしっかり管理されていればほぼ大丈夫みたいですが)

通院回数や毎日の注射の分、費用が高い。

採卵数が多いため、受精時や凍結時の費用も高い。

 

まとめ

それぞれにメリット・デメリットがあります。

何となくこれかな~?というのではなく、しっかりと夫婦やお医者様と話し合って、ご自身に合う方法で排卵誘発~採卵まで進めるといいですね!

 



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