二段階移植って何!?なかなか妊娠しない人は試してみる価値ありかも!

こんにちは、むーらんです。

先日、体外受精にチャレンジしている友人と話していて、友人が「なかなか着床しないんだよね。。」と言っていたので「二段階移植とか試してみたら?リスクもあるけど試す価値はあると思うよ。」とアドバイスしたところ、「二段階移植って何?」という風に、友人は二段階移植を知りませんでした。

僕たちは二段階移植は経験していませんが、二段階移植について説明を受けた事もあるし、二段階移植について調べた事もありました。

そこで今日は二段階移植についてブログにしてみたいと思います。

 

二段階移植とは?

通常、初期胚か胚盤胞のどちらかを子宮に戻すと思いますが、二段階移植とは初期胚と胚盤胞を同一の移植周期に少し時期をずらし、2回に分けて移植する事。

初期胚を戻すタイミングで初期胚を、胚盤胞を戻すタイミングで胚盤胞をという風に、普通ならどちらか片方ですが、初期胚も胚盤胞も両方戻しちゃおうという方法です。

確かに1個戻すよりも2個戻す方が着床率は確実に高そうですよね。

二段階移植は、ただ何となく2個戻した方が妊娠しやすそう!っていう単純な物ではなく、一段階目の初期胚移植により、胚の伝達シグナルを子宮に届け着床しやすい状態になるように促します。その着床しやすくなった状態の子宮へ二段階目の胚盤胞を移植する事で着床の確率が上がります。

二段階移植のメリット

二段階移植のメリットはズバリ『妊娠率(着床率)がグッと高くなる』こと。

二段階移植の妊娠率は約60%前後と言われていますので、何度移植をしても妊娠しない人は試してみてもいいかもしれません。

僕たちも、3回ぐらい体外受精にチャレンジしてダメだったら二段階移植やってみよう!と思っていました。

二段階移植のデメリット

妊娠率が上がるならデメリットなんかないんじゃない?と思いますが、個人的にはデメリットの方が多い様に感じました。

双子になる可能性が高くなる

二段階移植では、初期胚をサポート役のような感じで移植しますが、初期胚といえど受精卵である事にはかわりないので、双子になる可能性が高くなります。通常の体外受精に比べて約20%も双子になる可能性が上がるそうです。

もちろん、双子でも順調に育てばいいのですが、流産や色々なリスクも高くなるので考えどころ。

何回も採卵する事になるかも

初期胚と胚盤胞を使用するので、二段階移植1回につき2個の受精卵が必要になります。当然妊娠率が高いとはいえ100%ではないので、妊娠しなかった場合は一気に2個の受精卵が無くなることになります。

凍結してある受精卵が10数個とか残っていればいいですが、僕たちみたいに1回の採卵で1個か2個しか卵が採れない場合、1度に2個の受精卵を失うのはかなりキツイです。

それに加え、胚盤胞まで育つ確率もそんなに高くないので。。。

まとめ

妊娠率はかなり高い二段階移植ですが、そこまでいく過程に少しデメリットが多く運要素が大きいかもしれません。

とはいえ、何度移植しても妊娠しない場合には有効な手段なので検討する価値はあると思います。

自分に合った移植方法が見つかるといいですね☆

 

 

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