初期胚と胚盤胞の違いは?妊娠率や着床率も違ってくるみたいです。

こんにちは、むーらんです。

 

胚盤胞を移植することに決めた僕たち

ドキドキの受精確認!体外受精・顕微授精での受精率って?

初期胚か胚盤胞か?という事についてはかなり悩みました。

その後の運命を左右すると言っても過言ではありません。

 

初期胚と胚盤胞の違い

 

初期胚と胚盤胞、難しそうに感じますが、何日間培養液の中で育てるか?という簡単な違いです。

採卵後に、精子と出合わせて受精させた受精卵は、培養液の中で分割しながら成長していきます。

採卵から2~3日目まで育った受精卵を初期胚

採卵から5~7日目まで育った受精卵を胚盤胞

と呼びます。

 

初期胚と胚盤胞
初期胚・・・採卵から2~3日目まで育った受精卵

胚盤胞・・・採卵から5~7日目まで育った受精卵

 

初期胚移植か胚盤胞移植か

初期胚移植と胚盤胞移植では、それぞれにメリットとデメリットがあり悩みました。

初期胚移植
メリット

*受精卵が数個あれば、ほぼ確実に移植出来る

*体外で長い期間育てるより体内の方が環境が良い

*受精卵を無駄にする可能性が少ない

デメリット

*体内で胚盤胞まで育つかは、やってみないと分からない

*着床するまでに数日かかるので、胚盤胞よりも着床率は低い

胚盤胞移植
メリット

*自然妊娠の着床時期とほぼ同じ時期に戻すので、着床率が高い

*初期胚→胚盤胞までは育つのは良質な胚であるため、妊娠率が初期胚より高い

*移植してすぐに着床なので、子宮外妊娠の確率が減る

デメリット

*胚盤胞まで育たない可能性が高い

*初期胚から胚盤胞まで到達する確率は30%~50%ぐらいと言われているので、全部の受精卵がダメになる可能性もあり、移植出来ない事もある

*金額が初期胚よりも高い

という感じで、どちらにするか悩ましいと思います。

 

初期胚を移植してダメだった場合は、胚盤胞までしっかり育ったのを移植すれば良かった。。。と思うでしょう。

胚盤胞を移植してダメだった場合は、初期胚を移植して体内の良い環境で育ててあげれば良かった。。。とも思うでしょう。

 

本当に神のみぞ知る。ですね。。

 

初期胚と胚盤胞の妊娠率・着床率

 

 

先ほども少し書きましたが、胚盤胞移植の方が妊娠率・着床率が高いです。

胚盤胞まで育った良質な受精卵を移植出来るというのがその理由らしいですね。

 

金沢たまごクリニックでは、初期胚移植に比べて胚盤胞移植の方が、約2倍以上も妊娠率・着床率が高いらしいです!

 

全国平均でも、初期胚移植の妊娠率は20%~30%ですが、胚盤胞移植での妊娠率は40%を超えているとも!

 

まとめ

どちらがいい!というのは決められませんが、ご夫婦で良く相談した方がいいテーマ。

高刺激法なんかで沢山採卵出来た方は、半分は初期胚・半分は胚盤胞という事も出来ますからね。

体外受精・顕微授精は悩むことばかりですね~^^:

 

 

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